キモニキビというあだ名で呼ばれた体験

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キモニキビというあだ名で呼ばれた体験

私は、身長も体重も体格も、他の子たちより成長が早くきました。当然、生理も早くきて、ニキビ面になるのも早かったです。

 

ところが、ほかの子たちは思春期ニキビがそのうち自分にも出てくるということが分かりません。だから、私のニキビのことを、「触れたらうつる」などと言っていました。
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そのやり方は、陰湿でした。まず、私が触ったものに触りません。だから、当然ながら、掃除のために下げた机も、誰も戻してくれません。気付かないふりをして自分で戻したのを、今も覚えています。

 

悪口を言ってきたのは、主に外見を気にする女子の一団です。当時、私は男子と親しくて、なんとなく女子の集団からは外されていたため、余計でした。彼女たちが口にする「キモニキビ」という言葉が私を指しているのは、クラスでニキビになっているのが私だけでしかいないので、明らかでした。一生懸命気付いていないふりをして、誰にも相談せずにやり過ごしましたが、あれはつらかったです。
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そんなとき、味方になってくれたのは男子たちでした。当時、私には好きな漫画があって、その漫画を通じて男子たちとは深く結びついていました。私は当時から腐女子だったのですが、それを隠してただのアニメ好きのフリをしていると、向こうは仲間だと思ってグループに迎え入れてくれました。当時気の強かった私は、男子たちに「姉さん」と呼ばれて慕われました。もしかしたら、陰ではニキビを気持ち悪いと思っている子もいたかもしれませんが、外見をあまり気にしない彼らはそういうこともなく、毎日彼らとしゃべっていました。

 

私の思春期ニキビが治り始めたのは、中学生になってからでした。頬やおでこのニキビが治って腫れが引くと、もう誰もキモニキビなんて言う人はいませんでした。ニキビに隠れていただけで、実は私はほかの女子より人一倍可愛かったのです。今度はそれをめぐっていじめに遭ったりもしましたが、少なくとも、自分に自信が持てて、もうニキビで陰口を叩かれていたときのような劣等感を味わうことはありませんでした。
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以上が、私の思春期ニキビ体験談です。ベタベタな話になってしまいましたが、本当なのです。